遠隔地の物件を視野に入れるのはOK?メリットとデメリットを解説

投資用物件を購入するにあたり、居住地からの距離を気にする人は多いでしょう。
あまり遠くの物件を購入することに抵抗があるという人も多いはずです。

では、実際のところ、遠隔地の物件を視野に入れるのはアリなのでしょうか?
この記事では、具体的なメリットとデメリットについてご説明します。

1. 遠隔地の物件に投資するメリット

1-1.より幅広い選択肢から物件を選べる!

遠隔地の物件も投資の対象にする場合、選べる範囲も当然広くなります。
より多くの選択肢から物件を探すことで、納得のいくところが見つかる可能性も高くなりますので、この点は大きなメリットです。

1-2.リスクを分散できる!

区分マンション投資において、1室ではなく、2室や3室を購入したいという方もおられます。
その場合、1室目を近場にし、2室目を遠隔地の物件にすることで、リスクの分散ができるんです。

例えば、同じエリアで2室を購入した場合、そのエリアが大地震等に見舞われた時に2室とも被害を受けることになります。
それに対し、1室目を近場、2室目を遠隔地の物件にしておけば、1室目が被害に見舞われたとしても、2室目は被害を受けずに済む可能性があり、リスクヘッジになるんです。

2. 遠隔地の物件に投資するデメリット

2-1.物件をすぐに見に行くとなると大変

遠隔地の物件に投資すると、その物件をすぐに見に行くことが難しくなります。
また、物件までの長い距離を移動するのも大変です。
投資後、現地に行かなければならない用事がたくさんある場合、億劫になるかもしれません。

2-2.物件を見に行くだけでコストがかかる

遠隔地まで移動する場合、基本的には車や電車を使うことになります。
居住地と投資物件の間を行き来するたびに、交通費がかかることになるのです。

3. まとめ

遠隔地の物件を対象とすることで、良い物件を見落とさずに投資を成功させられる場合もありますが、その分デメリットもあります。
メリット・デメリットを両方考慮しながら、自分の考えにあった最良の投資物件を見つけましょう。

ワンルームマンションが意外と人気?その理由とは

投資用のマンションにもいろいろなタイプがあり、人気の一つがワンルームです。
「ワンルームだと狭いから、投資には向かないでしょ?」と考える方もいるかもしれませんが、実はメリットもたくさんあり、投資用として購入されるケースも多いんです。

そこで今回は、投資用のワンルームマンションが人気の理由をご紹介します!

1. ワンルームマンションが人気の理由

1-1.少ない原資で始められる!

ワンルームマンションの場合、区分投資であれば新築でも2,000万円程度の原資に抑えることができます。
また、中古のワンルーム投資であれば500万円程度から始められるケースも多いです。

マンション投資といえば「多くの資金が必要」「多額のローンを組む必要がある」と思われがちですが、このように意外と少ない資金でも始められます。
自己資金が少ない方や投資初心者の方は、負担の少ないワンルームマンションを選択する方が多いんです。

1-2.需要が高い!

今の日本は、少子高齢化や未婚率の上昇などの影響で単独世帯が増える傾向にあります。
一人で住む場合は、ワンルームマンションで十分という方が増えており、需要が高くなっているのです。
需要が高いということは、投資によって安定した利回りを得られる可能性も高くなりますので、メリットが大きいということですね。

1-3.エリア次第で高水準の家賃を維持できる!

「ワンルームだと家賃が低いから、月々の収益も少なくなるのでは?」とお考えの方。
確かに1LDKなどと比較すると部屋数は少ないです。
しかし、エリアのニーズや周辺の環境次第では、ある程度高い家賃に設定しても入居者が現れます。
高水準の家賃を維持できれば、早い段階で原資を回収することができますので、メリットが大きいということですね。
この点も、ワンルームマンションが人気の理由になっています。

2. まとめ

ワンルームマンションへの投資は、投資初心者に限らず、経験豊富な投資家からも一定の人気があります。
もちろん、リスクがないという事ではありませんので、ワンルームだからと言って深く考えずに購入してしまうと大失敗に終わる可能性もあります。

重要なのは、マンションの価格だけでなく、築年数や周辺の利便性、アクセス環境など、多くの要素を踏まえた上で選ぶことです。丁寧な分析ができれば、投資が成功する確率も高くなりますよ。

知って得する!物件を売却するタイミングについて

不動産投資をするにあたっては、利回りだけでなく、売却に関する知識もしっかりと身につけておく必要があります。
「まずは安定的に利回りを得ることが重要!」と、売却についての学習を後回しにする人も多くいます。

確かに、購入してすぐに売却するわけではないのですが、思っているよりも早く売却のタイミングがやってくるかもしれません。
そこで、この記事では“投資用物件を売却する際のタイミング”についてご説明します。

1. 売却を検討すべき3つのタイミングとは

1-1.高い額での売却が見込まれるとき

所有する物件の価値が高くなっているときは、売却を検討すべきタイミングと言えます。
高い価格で売却できれば大きな利益を得られますので、景気や物価などの状況をよく見ながら検討していきましょう。
ただし、物件の価値が高くなっても、所有し続けた方が利益になるという場合には売却すべきではないため、その点も考慮が必要です。

1-2.入居までの間隔が長い傾向にあるとき

多くの物件では、ある程度のスパンで入居と退去が繰り返されることになります。
自分が所有する物件の入居者が退去となっても、またすぐに新たな入居者がやってくるという状況であれば安定的な利回りが見込まれます。
しかし、空室となってから入居までの期間が長くなる傾向にあるときは、利回りも不安定ですので、売却検討のタイミングと言えます。
ただし、適切な方法で空室リスク対策ができるのであれば、無理に売却する必要はありませんよ。

1-3.大規模な修繕が必要になるとき

所有する物件の大規模修繕を行う場合、高額な費用がかかるケースも珍しくありません。
そのため、将来的な大規模修繕にかかる費用が売却益と同じかそれ以上ということであれば、売却を検討することをおすすめします。
修繕にかかる費用を知るための方法ですが、業者側に見積もりを依頼すればすぐにわかります。
無料で費用を算出してくれる業者も多いため、一度依頼してみてはいかがでしょうか。

2. まとめ

不動産投資では利回りに期待する人が多いため、売却のタイミングを見逃しがちです。
いつまでも安定的な利回りを得られるケースばかりではなく、物件の老朽化や周辺環境の変化にともない、利回りが不安定になるケースはあるのです。
何かあればすぐに売却、というものでもありませんが、現状認識や将来予測をきちんと行い、売却についても定期的に考えておきましょう。

空室リスクが高まる3つの要素と対策について

いかなる投資にもリスクがあるものですが、不動産投資についても同様です。
この手の投資において怖いのは、空室リスク。

どんなに素晴らしい設備を備えたアパート・マンションであっても、空室リスクが大きくて入居者が定着せず、結果として投資が失敗に終わるケースも多いのです。
そのため、空室リスクの知識と対策法を学ぶ必要があります。

この記事では、空室リスクが高くなる要素と対策をご紹介します!

1.空室リスクを高める3要素とは?

1-1.アクセス環境が悪い

入居者にとって、周囲のアクセス環境は重要なポイントになります。
スムーズに電車やバスを利用できないような環境だと、たとえ築年数が浅い物件でも空室リスクは高くなってしまうのです。

【対策】
なるべく駅から近い物件を選ぶことが大切です。
また、最寄り駅に急行が止まるか止まらないかだけでも利便性が変わってきますので、その点も踏まえた上で物件を選びましょう。

1-2.エリアのニーズが乏しい

物件のエリアによって、利用者のニーズは異なります。
例えば、田んぼばかりで建物がほとんどないようなエリアだと、利用者が少なくニーズが乏しくなってしまいます。
利用者が少ないと、空室リスクが高い中で運用しなければならなくなってしまいます。

【対策】
購入時には、そのエリアのニーズが高いかどうかを確認しておくことが大切です。
働く人が集うビジネス街近くの物件や、学生が集う大学近くの物件などがおすすめですよ。
ただし、学生街の物件を購入する場合、大学が移転するリスクもあります。
一つの大学だけでなく、複数の大学が近くにあるような物件であれば、その分のリスクヘッジが可能となります。

1-3.家賃が高い

立地がいい物件を購入しても、家賃の関係で空室リスクが高まってしまうケースがあります。
空室が多いからといって家賃を大きく下げてしまうと、肝心の利益が小さくなってしまいます。

【対策】
家賃を下げず、フリーレントを導入するという方法があります。
フリーレントとは、限定的な期間において家賃を無料にするというものです。
1カ月だけ無料にするだけでも、物件を探す人からすると十分お得感があります。
フリーレントが決め手となって入居を決めたという人も数多くいますので、空室でお困りの場合は導入してみるといいかもしれませんよ。

2.まとめ

不動産投資には空室リスクがつきまといます。
しかし、物件選びを適切な視点で行うことで、空室リスクが低い中で安定的に運用することができます。

購入後であっても、フリーレント導入などで空室リスクを下げる方法はありますので、さまざまな角度からリスクヘッジについて検討し、より良い不動産投資を行いましょう。

都心の物件を選ぶ際のポイントとは?不動産投資を成功させるために

不動産投資をするにあたり、都心の物件が選ばれるケースは多いです。
ただ、都心の物件ならどこを選んでも安定的に利益が出るかというと、決してそんなことはありません。
「都心の物件なのに大損するなんて・・・」というケースも少なくないのです。
重要なことは、さまざまな要素を考慮し、空室リスクが低い物件を選択することです。

そこで今回は、都心の物件を選ぶ際のポイントを2つご紹介したいと思います。

ポイント① 駅から近い物件を選ぶ

都心の物件に入居したいと考える人は、アクセス環境の良さを重視している場合が多いです。
そのため、駅から近い物件を選ぶことが一つのポイントになります。
そして、駅から近ければ、駐車場は必ずしも必要ではなくなります。駐車場の有無に関しても、都心と地方では需要が異なってくるので注意しましょう。

逆に、駅から遠く離れた物件というのはおすすめできません。
「都心は車がなくても生活できる」という考えのもとに入居する物件を選ぶ人が多いため、アクセス環境が悪いと空室リスクが極端に高くなってしまうのです。

ポイント② ビジネス街までの距離で選ぶ

駅から近い物件であれば空室が発生しないかというと、そうとは限りません。
「人が集まりやすいエリアであるかどうか」というのもポイントです。

そこでおすすめなのは、ビジネス街までの距離が近い物件です。
ビジネス街は多くのサラリーマンやOLの方々が行き交うエリアですので、その近くの物件であれば入居率も高くなります。
空室になっても、またすぐ入居者がやってくるという理想的な展開が期待されますので、このような点も踏まえた上で投資用物件を選ぶと良いですね。

まとめ

都心には人が多く、安定した入居率が見込めるため、適切に物件を選ぶことができれば投資成功の可能性がぐんと上がります。
ただ、都心であるからと言って安易に物件を選んでしまうと、思いもよらぬ損失が生じることになるかもしれません。

今回お伝えした、駅までの距離や周辺環境の利便性、ビジネス街までの距離など、様々な要素を踏まえた上で、より良い物件を購入することが大切です。
都心のメリットを十分に感じられるような物件であれば、空室のリスクが低い中で安定的に利回りを得ることができますよ。

不動産投資で成功するために!地方の物件を選ぶ際のポイントとは?

都心の物件は高いし、比較的安い「地方の物件」で投資しよう!
でも、地方の物件を選ぶ時、何に注意したらいいの?

そんな方のために、今回は地方の物件を選ぶ際のポイントをご紹介します。

1. 地方の物件を選ぶ際の3つのポイントについて

1-1.安い物件を選ぼう!

家賃相場が低い地方において、高く物件を買ってしまうと大きなマイナスになってしまいます。
物価が安く、家賃を安く設定せざるを得ない場合、その分月当たりで得られる収入も小さくなってしまうからです。
月々の家賃収入が少なくなる分、初期投資を低く抑える必要があります。

安い物件を購入することができれば、月当たりの家賃収入が少なくても、早い段階で原資を回収できる可能性が出てきます。
地方の物件を選ぶ際は、購入前に周囲の家賃相場をしっかりと調査し、適切な額で物件を購入するようにしましょう。

1-2.広い物件を選ぼう!

田舎の物件に住みたいという人は、「部屋は広いのが当たり前!」と考えている場合が多いです。
都心と違って地価が低いので、安い賃料で広い部屋に住みたい、と思っている人が多いのかもしれませんね。
広い部屋だと、自由に部屋をカスタマイズできたり、家族連れの入居者も受け入れることができたり、家賃を相場よりも上げる事ができたり、と多くのメリットがあります。

都心だと広い部屋のある物件は高くて手がでないかもしれませんが、地方ですと比較的安価で購入できる可能性がありますので、部屋の広さも考慮して物件を選びましょう。
ただし、あまり広すぎると修繕時などに費用が高くついてしまう場合があるので、その点も考慮しておく必要がありますね。

1-3.駐車場付きの物件を選ぼう!

地方では、車を使わなければ生活がしにくいというデメリットがあります。
公共交通機関も少なく、駅までの距離が遠いという場所であればなおさらですね。
こういった場所に住む方は、車を持っていることがほとんどなので、駐車場付きの物件であるかどうかも考慮する必要があります。

注意すべきことは、駐車場のスペースが十分であるかどうかです。
例えば、トータルで10室のマンション・アパートの駐車場スペースが5台分しかない場合、車を駐車できない入居者が出てくることになります。
せっかく駐車場付きなのに、駐車場が空いてないから入居希望者が離れてしまう、となると辛いですよね。

そのようなことも考慮しながら、空室リスクが低い物件を選んでいく必要があります。
また、入居者によっては複数台の車の駐車を希望しますので、駐車場の規模が大きいに越したことはないです。

2. まとめ

地方の物件を選ぶ際には、その土地ならではの性質を十分に踏まえながら、空室リスクが低く、原資を早く回収できるような物件を購入する必要があります。
田舎は人が少ない印象があるかもしれませんが、地方の物件を選んで投資に成功したケースも多々ありますので、この機会にぜひ検討されてはいかがでしょうか。

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