不動産売却のきっかけとは?

不動産を売る機会というのは、人生でそう何度もあるものではありません。
反対にいうと、なかなかきっかけがつかめないからこそ、ここぞという転機に思いきって売却してはいかがでしょうか?

今回は、不動産を売却する”きっかけ”とはどのようなものがあるのかをご紹介します。

◎不動産売却のきっかけ1;住み替え

まず多いのは「不動産の売却は住み替えがきっかけ」という方です。

売却の対象は、ほとんどが「一戸建ての住宅」「土地」の2つです。
特に年齢が高い夫婦は、子どもの独立をきっかけに、一戸建てから2人暮らし用のアパートなどに住み替えるケースが少なくありません。一戸建てを売却して得た収益を老後の資金にまわすなど、資金調達の手段としても役立てているようです。

◎不動産売却のきっかけ2:不要物件の処分

上記「住み替え」と関連しますが、不要となった物件の処分方法として、売却という手段を使うこともあります。

「年老いた親が一人で住んでいた家があったが、老人ホームに入居することになったため物件が不要になった」「離婚が決まってそれぞれ別の住居に住むことになった」など、使っていた物件をやむなく手放すことになったケースもあります。

◎不動産売却のきっかけ3:相続によるもの

「親が所有している土地があったが、亡くなったため自分に相続された。しかし自分には必要がない」などの理由で、土地や物件を処分することもあります。

相続での売却対象は、「一戸建て」よりも「土地」の割合の方が多めです。特に土地は使い道がないと税金がかかるだけなので、売却を選ぶケースが多い傾向にあります。

◎不動産売却のきっかけ4:転勤

マイホームを持っていても、転勤で手放さざるを得ないときもあります。

転勤となると、引越し先で新しい生活をはじめなければなりません。新生活をスムーズにスタートさせるためには、ある程度のまとまった金額が不可欠でしょう。
そのため所有している物件・土地は売却して、得た収益を貯蓄にまわしたり、新しい生活に活かしたりすることが多いのです。

◎まとめ

不動産を売却するきっかけは、多くの場合、「住み替え」「不要物件の処分」「相続によるもの」「転勤」の4つに分類されます。

ある程度まとまった金額が手に入るため、資金調達の手段としても役立つでしょう。

もし今不動産の売却を検討しているなら、信頼できる不動産会社に査定を依頼してみましょう。もしかしたら、思わぬ高値に驚くかもしれませんよ。