アパート投資で賃料プラスアルファ―を!自動販売機の設置について
投資をするアパートの敷地に隙間スペースがある場合、賃料以外での収入を見込むことができます。隙間に置くのは自動販売機。今回は、自動販売機設置の魅力についてご紹介します。
1. 自動販売機で飲料を売る
アパートの敷地内に十分な空きスペースがある場合、そこに自動販売機とゴミ箱を設置し、飲料などの販売を行うことができます。
運用を始める際には、自動販売機の本体が必要です。新品だと数十万~100万円ほど。中古では、15~30万円ほどで購入することができます。リース契約なら、月に5千円~1万円ほどで用意することも可能です。
実際の運用では、契約する業者さんがどの程度関わるかで、フルオペレーション・セミオペレーションなどの契約をします。これにより、商品の補充やゴミの回収などの対応が変わってきます。フルオペレーションとは、商品の補充やペットボトルなどのゴミの処理、売上金の計算など、自動販売機の運用で必要なことをすべてやってくれる仕組みです。業者さんに運用を任せることができますので、より手軽に始めることができます。
2. 自動販売機を置く利点
自動販売機の電気がONになっていればいつでも販売することができ、マンパワーが不要ですので、人件費をかけず年中無休での商品売り上げが期待できます。
また、狭い場所にも設置できるのが利点の一つです。一般的に、100cm×70cmほどの土地があれば自動販売機での販売ができます。人通りが多い路上に面している場所であれば、より多くの売り上げを見込むこともできます。
3. 自動販売機を置く時に気を付けたいこと
・ゴミ箱の設置
使用済みの缶やペットボトルを捨てるためのゴミ箱の設置です。契約の種類により、ゴミをオーナー様が捨てる必要が出てくるかもしれませんので、臨機応変に対応できるような環境づくりをおすすめします。
・騒音問題
自動販売機から商品が出てくる際の音が気になる場合もあります。特に夜間は、小さな音でも響いてしまう場合があります。設置する前に、騒音に問題はないか検証するとともに、住民へ設置の連絡をしておくことも大切です。
・電気代
自動販売機にかかる電気代は、オーナー様の負担となる場合がほとんどです。商品の売り上げは、契約にもよりますが売上金の2~3割といったところですので、電気代を差し引いた金額が収益となります。売り上げと電気代の関連性を見ながら運用していきましょう。
4. まとめ
自動販売機では飲料の販売が一般的ではありますが、お菓子やパン、衛生商品であるマスクなど、さまざまな商品が売られています。設置する場所によって、需要がありそうなら変わり種の商品を選んでみるのもいいですね。自動販売機での販売は、人件費がかからないのが魅力です。アパートの立地が人通りの多い場所であれば、より良い収益が見込めます。立地に恵まれており、空きスペースがあるのであれば、自動販売機を置いて賃料以外の収入を得ることも検討してみてもいいかもしれませんね。