空き家を活用した不動産投資とは!?

一般的な不動産投資といえば、“新築や中古のマンションの一室を購入し、賃貸で収益を期待すること”と考える方が多いのではないでしょうか。今回は、少し視点を変えて“空き家を活用した不動産投資”についてご紹介します。

1. 空き家ができる理由

空き家とは、居住する人が存在しない建物のことす。昨今では高齢化の影響でこのような空き家が増えています。親世代からの相続により、維持費に困り空き家になる場合が多いのです。
このような事情で親世帯から相続すると、相続税や固定資産税、建物の維持費などの負担が重くのしかかります。よって、使用用途のない空き家は、早めに処分されるべく、売却が急がれる場合が少なくありません。また、空き家の放置は、防犯面や衛生面で課題があり、行政でも空き家バンクで売買の仲介をするなどの空き家への対処が行われています。

2. 空き家の購入

空き家を購入して不動産投資を行う際に気を付けておきたいこととは何でしょうか。
まずは、建物の相場や、建物がある周辺を確認することが大切です。適切な価格で売り出されているか?なぜ空き家になったのか?などを把握しておくと、不動産投資用物件として適切かどうかの判断材料となります。最近では、このように空き家を活用した不動産投資も増えており、空き家バンクや不動産から購入することができます。

3. 空き家の用途を明確にする

空き家で不動産投資をするときには、空き家の用途を明確にして物件を購入するとよいでしょう。

1) 市街地での賃貸

市街地で賃貸として運用したい場合は、利便性の高い立地や地域で人気のある小学校や中学校の学区内にある空き家。または、状態の良い空き家を少しの手入れ(リフォーム)で賃貸物件として活用すると、借り手が見つかりやすく、収益性の高い不動産投資が行えます。

2) セカンドハウスとして

セカンドハウスとして運用したい場合は、郊外にある空き家を安く購入し、賃貸・売却もできるように綺麗にリフォームを施すのがおすすめです。畑や広い庭がある空き家なら、「ガーデニングなどの趣味を楽しみたい」「自然と触れ合いたい」という方の興味を引くことができます。週末や長い休暇を過ごす家として、セカンドハウスは大変重宝します。賃貸や売却による不動産投資もおすすめです。

まとめ

一般的な不動産投資と同じく、安いから、立地がいいからといって安易に購入してしまうと思わぬ失敗に繋がってしまいます。空き家を活用して不動産投資を行う場合、建物の状況やその運用目的をよく考えてから購入しましょう。