アパート経営で人気の設備投資とは。2017年

アパート経営を行う中で重要になってくるのが設備投資です。
物件が古くなるとともに家賃価格は低下し、収支も少なくなってしまいます。
しかし、築年が経過した物件であっても、エリアの賃貸需要を考慮して適切な設備投資を行えば競争力を取り戻すことができますよ。

今回は、アパート経営において人気の設備や代表的な設備をご紹介します。

人気の設備ランキング

全国賃貸住宅新聞で発表された人気設備ランキング2017では「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる!単身者向け」で次のようなランキングが出ています。

1位 インターネット無料
2位 オートロック
3位 エコキュート
4位 ホームセキュリティシステム
5位 ウォークインクローゼット
6位 独立洗面台
7位 宅配ボックス
8位 追い炊き機能
9位 防犯カメラ
10位 TVモニター付きインターホン

上位に「オートロック」「ホームセキュリティシステム」があるように、近年、防犯設備のニーズが高まっていることが分かりますね。

アパート経営に効果的な代表的な設備投資

・室内の設備投資
室内の設備は多くの場合、入居者が入れ替わるタイミングで原状回復工事と併せて実施することになります。
室内設備は時代の流れによって支持されるものが変化しますので、その時代のトレンドに合わせれば効果的です。

代表的な設備投資は「インターネット無料」「フローリング化」「独立洗面台」「内装リノベーション」「バス・トイレ分離」など。
これらは10万円以上の予算が必要となります。

低価格(数万円)で可能な設備は、「IHクッキング」「ヒーター」「洗浄機付トイレ」「モニター付きインターホン」「ホームセキュリティ」「水回り機器」などがあります。

・共用部分の設備投資
共用部分は入居者がいてもすぐに実施できるものが多く、セキュリティ面も強化することで入居率のアップにつながります。

代表的な設備投資は「オートロック」「宅配ボックス」「電子ブレーカー」「共用部電灯のLED化」「カーシェアステーション」などがあります。

まとめ

一口に設備投資といっても様々な種類があり、選択肢も様々です。
設備投資をしたからといって必ずしも家賃があげられるとは限りませんが、設備が充実していれば入居率や入居者の満足度も上がる可能性があります。
少額からでも始められるものもありますので、ぜひ参考にしてみてください。