2019年1月30日(水)

融資(借入)の繰上げ返済について

写真素材:繰り上げ

不動産投資をされている方の多くは、金融機関から不動産投資ローンの融資を受けられていると思います。
手元に現金を保有しつつ、レバレッジをきかせて資産運用ができるという点は不動産投資の大きな魅力ですよね。

ところで、不動産投資をしばらく続けて順調に推移している場合、繰上げ返済をしていったほうがよいのだろうかという疑問がわいたことはないでしょうか。

この記事では、不動産投資についてのローンの繰上げ返済についてどのような方法があるかご説明します。

1. 繰り上げ返済とは?

繰上げ返済とは、融資を受けている金融機関ともともと約束している返済条件よりも前倒しで返済を行っていくことをいいます。

不動産ローンは元金が大きく、返済期間も長いため繰上げ返済の影響は大きいです。
そのため、特にマイホームローンなどでは余剰資金ができたら積極的に繰り上げていこうと考える人は多いです。

2. 元利均等返済と元金均等返済の違い

繰り上げ返済の返済方法として、元利均等返済と元金均等返済の2つがあります。
元金とは元々の融資の額のことをいいます。

元利均等返済は、元金と利息を合わせた毎月の支払を固定化する方法です。
利率や元金残額によって、毎月の返済額の中の元金と利息の内訳が違うことが特徴です。

一方、元金均等返済は、毎月一定額を元金の返済に充てる方法です。
この方法だと元金に応じて毎月利息が減るため、経年で返済額が段々と減っていきます。

3. 期間短縮型と返済額軽減型の違い

繰上げ返済の方法として、期間短縮型と返済額軽減型があります。

期間短縮型は、繰上げ返済によって返済期間を短くするという方法です。
例えば、毎月10万円の返済で35年ローンを組んでいる場合に、繰上げ返済によって月の返済額は変えずに25年に返済期間を短縮するという方法です。

返済額軽減型は、上記ローン例でいえば、35年という返済期間は変えずに毎月の返済額を8万円に減らすという方法です。

4. 繰り上げ返済のメリット

4.1 総返済額が減る

繰上げ返済をすると、元本が減るので、それに連動して利息分も減り、そう返済額が減ります。

4.2 金利上昇リスクのヘッジ

現在は未曾有の低金利時代といわれていますが、この低金利はいつまでも続かないだろうとも予測されています。特に変動金利でローンを組んでいる場合は、金利が低い間に返済をなるべく済ますということにはメリットがあります。

5. 繰り上げ返済のデメリット

手持ちのキャッシュが繰り上げ返済によって減ってしまうので、そのぶん他の用途にお金を使ったり、投資を拡大したりということがしにくくなります。

6. まとめ

いかがでしたでしょうか。繰り上げ返済にはいくつかの方法があり、メリットとデメリットがあることをご理解いただければ幸いです。
ご自身の現在の資産状況や家族構成などにあわせて、効果的に繰り上げ返済ができるようにプランニングしましょう。

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