築古物件は水回りがネック。ポイントをおさえればコストを抑えることに繋がります。
当社では構造に限らず築年数40年、50年の物件を購入(買取)をすることがあります。
仲介でお客さまにご購入いただくこともあります。
築40年、50年とはどのような物件?
賃料は周辺エリアでは最下限レベルに下がりきっており、土地値程度のものであったり、場合によっては利回りが15%以上あるがゆえにボロボロでもより土地値よりもはるかに高く買取することも。
こういった物件もうまく運用できればとっても面白いのです!
当然不動産経営ですから、面白い大前提には入居者がいて収益が見込めるというものでなければいけません。
しかし、そういった物件の内覧をしてみると…
そういった古い物件たちの室内を調査してみると下記のようなネックになるポイントに遭遇します。
- シャワーヘッドがない。
- キッチンにもお風呂にも水の蛇口しかないし、ユニットタイプではないタイル張り。
- トイレが和式。
- 室内洗濯機置き場がない。
まさに無い無い尽くし。
ネックになるところを水回りを中心にあげさせて頂きましたが、ポジティブに考えましょう。
このポイントを抑えれば、経営の見込みがあります。
築古物件のネック、水回り関係のリフォーム
- 浴室はどうしよう…
浴室は温水、シャワーだけつけてユニットにせずのりきるという手もあります。
見た目は小汚い気もしますが、ユニットバスにすると2,30万円〜費用が発生します。
長い目で見れば高くないコストではありますが、リフォームは単に入居のためだけではなく投資です。
回収できる家賃とのバランスで行うことが大切です。
- 洗濯機置場は必須!
ほとんどの物件で洗濯機置場は必須になりますので、ない場合は設置しましょう。
構造によって取り付けやすかったりスペースの問題もありますが、意外に5万円〜施工可能です。
水回り設備は、ぼったくり価格で提示されることも多いです。
- 和式トイレはどうする?!
段差にもよりますが、うまく工夫すれば後付の様式便座を設置して、安価に済ませることができます。
関東圏と地方の大きな違いは、かけたコストが家賃にダイレクトに反映しにくいということです。
見た目の派手さにとらわれて散財せず、工事という投資のバランスを考えて経営していくことが大切です。
避けられがちな築古物件、ポイントのリノベーションによって頼もしい収益物件になるかもしれませんね?
事業計画の立案はもちろん工事やデザインも弊社グループの大きな強みです。
お気軽にご相談くださいませ。