不動産投資ローンのメリットとリスクをご説明します!
不動産投資ローンとは、収益物件を購入するにあたって組むローンのことを言います。
いわゆる借り入れですが、この手のローンについてよくわからないという方もいらっしゃいます。
わからないままにローンを組んでしまうと、後になって予想外の事態が起きてしまう可能性がありますね。
そこで、この記事では不動産投資ローンにおけるメリットとリスクをご説明します。
1.不動産投資ローンのメリット
不動産投資ローンを利用すれば、少ない自己資金で高額の不動産を購入できます。
そのため、購入資金のために長い年月をかけて貯蓄をしていく必要がないのです。
充分な資金がなくても手軽に不動産投資を始められる、という点で大きなメリットですね。
また、ローンですので返済義務が生じますが、高い利回りを得ることができれば返済にあたっての負担も小さくなりますので、この点もメリットと言えます。
2.不動産投資ローンのリスク
2.1 空室が多くなると返済が厳しくなる
不動産投資用物件を購入し、最初は満室の状況が続いていても、何かのきっかけで空室が発生する可能性はあります。
多少の空室ならまだしも、物件の大部分が空室という状況になった場合、得られる利回りも非常に少なくなってしまうのです。
そうなれば当然ローンの返済も厳しくなっていきますので、この点のリスクをよく踏まえておく必要があります。
2.2 売却時に残債が生じる可能性がある
長期的に物件を所有するつもりだったとしても、何かのきっかけで売却が必要になる可能性があります。
売却することで得られるお金がローンの残額を上回っていれば問題ありませんが、下回っている場合「物件を売却したのにローンがこんなに残ってしまうなんて・・・」という事態になるかもしれません。
売却時に残債が生じる可能性についても、一つのリスクとして踏まえておく必要があるのです。
まとめ
少ない自己資金で不動産投資を始めたい場合は、不動産投資ローンを組むのがおすすめです。
高い利回りがあれば、返済時の負担も少なくて済みます。
ただし、ローンはあくまでも借り入れですので、返済義務やリスクをしっかりと理解しておかないといけません。
購入する物件の質が悪いと、後になってローンの返済が難しくなる可能性もあります。いずれにせよ、物件を購入する際はその物件が優良物件であるか、しっかりと確認する必要がありますね。