安定した不動産賃貸収入を得るために大切な管理会社選び

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投資用不動産によって収益を得る方法は、大きくわけて二つあります。

一つは、不動産を第三者に賃貸借をしてインカムゲインを得る方法。
もう一つは、購入時よりも高く売却することでキャピタルゲインを得る方法です。

キャピタルゲインを得る方法は、良い物件の仕入れをめぐり投資家間の競争率も高く、不動産鑑定スキルも必要になります。
そのため、インカムゲインを主目的としている投資家は多いことでしょう。

ところで、インカムゲインを狙った不動産投資では、多くの場合、長期保有を前提として戦略をたてます。
長期間、なるべく空室リスクを減らして確実に賃料を回収するためには、信頼できる不動産管理会社を見つけることが非常に重要です。

それでは、よい不動産管理会社を見つけるためにはどうすればよいでしょうか?
この記事では、不動産管理会社の選び方についてご説明します。

1.不動産管理会社にお願いできること

入居者の募集(広告をうったり、希望者に部屋を内覧させたりする業務)、入居決定者との賃貸借契約の締結、入居者の賃貸借契約の管理(家賃の集金、共用部分のメンテナンス、契約更新、契約終了時の退去処理)などを委託することができます。

これらの業務は、もちろん大家さん自身が行うこともできます。
しかし、所有している部屋数が多い場合や、サラリーマン大家さんのように不動産賃貸借事業以外の本業があったりする場合は、なかなか大家さんの手が回らないこともあります。

そういった場合に、プロの不動産管理会社に業務委託をすることにより、手間を大幅に削減することができます。

2.不動産管理会社の選び方

2.1 客付け力

不動産管理会社にお願いする業務の中でどれを重視するかで、不動産管理会社選びの視点は変わってくるともいえます。
空室リスクを絶対に避けたいという場合は、仲介に力をいれており、自前の仲介部署がある管理会社を選ぶとよいでしょう。また、自社に仲介部署がないとしても、同業者間の強力なネットワーク力があり、他社に複数仲介を迅速に依頼できる事業者もよいでしょう。

2.2 管理手数料

物件が主要駅から徒歩5分以内の築浅物件などで、客付け営業力に頼らなくても、自然と入居申込みが期待できるような物件であれば、管理手数料の安さに着目して事業者選びをするのもひとつです。

2.3 トラブル対応力

大家さんは、建物を居住に適した状態にして賃借をさせる法律上の義務があります。
そのため、例えば、雨漏りや共用部の故障等についての入居者からのクレームについても、適切に処理してくれる不動産管理事業者を探す必要があります。

不動産管理事業者の中には、大手の全国展開をしている事業者もあれば、地域で古くから事業を行っている個人事業主もいます。いずれにしても、入居者トラブルについての対応ノウハウが集積されており、フットワークが軽い事業者がよいでしょう。

3.最後に

いかがでしたでしょうか。不動産管理会社選びの参考になれば幸いです。

なお、管理会社を選ぶ際には、実際に数社の担当者と面談をしてみて、上記のポイントへの対応力や、ご自身とのコミュニケーションの相性を確認してみましょう。

ソソグーでは不動産管理の専門部署もございますので、お気軽にご相談下さいませ。