不動産投資の5つのメリット

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不動産投資とは、自己資金や金融機関からの融資を利用してマンションやアパートなどの不動産を購入し、それを貸し出して家賃収入を得たり、それを売って売却益を得るたりすることです。

不動産投資には、家賃収入や売却益以外にも多くのメリットがあります。
具体的にはどのようなメリットがあるのでしょうか?

ここでは不動産投資の5つのメリットについてお伝えします。

不動産投資の5つのメリット

1.長期的な安定収入になる(年金代わりにも)

購入した不動産に入居者がいれば、家賃収入が得られます。
家賃収入は毎月入ってくるので、将来不足する年金代わりとしても活用できます。

将来の備えとして預金をしていても、生活費を取り崩していくことになるため安心できませんよね。
株式の配当でも備えることはできますが、株価は大きく変動し、業績によって配当金が無くなったりもします。

年金に必要なのは、収入源として毎月安定して現金収入が入ってくることですが、不動産投資なら入居者から毎月安定して家賃収入を受け取る事ができるので、年金として充分機能してくれます。

もちろん不動産投資にもリスクはあるのですが、立地の良い物件を選ぶことで空室リスクを抑えることも可能ですし、滞納保証がある管理会社を選んで滞納リスクに備えることもできますよ。

2.高い利回りで効率的な資産運用ができる

不動産投資はミドルリスクミドルリターンと言われており、高利回りで資産を運用することが可能です。

利回りとは、投資した資金に対していくらの収益があったのかを示す指標なのですが、不動産投資では3%~15%程の利回りが見込めるんです。
※利回りに差が出ているのは、投資物件の種類や立地、築年数によって価格や家賃が異なるからです。

ちなみに、一般的には利回りが高い物件ほどリスクも高くなります。

3.生命保険の代わりになる

不動産投資で金融機関からの融資を利用する場合、もしもの時に備えて団体信用生命保険に加入するのが一般的です。
団体信用生命保険は、契約者に万が一のことがあった場合、ローンの残債はすべて完済され家賃収入が手元に残るようになります。
残された家族がローン返済に悩む事なく、家賃収入で生活費を補うことができるのです。

生命保険が毎月お金を支払って保障してもらうのに対し、不動産投資の場合は資産運用をしながら万が一の保障を得ることができるんです。

4.インフレ対策になる

インフレとは、物やサービスの価格が上昇していくことです。
物件価格や家賃収入は物価の上昇と連動する傾向があり、インフレ時にも物件価格や賃料の上昇を見込むことができてインフレ対策になります。

例えば、インフレになると今まで1000円で購入できた商品が1200円になるといったことが起こる可能性があります。
物やサービスの価格が上昇しても、収入も同じように上昇していればあまり影響はありませんよね。

ただし家賃収入の場合、すでに契約済みの家賃の変更は難しいので、実際の物価上昇とはタイムラグがあります。

5.相続税対策になる

相続税額は「(課税資産額-基礎控除額)×相続税率」の式で計算されます。

課税資産額には『現金や有価証券』、『不動産(土地、建物)』などが該当します。
『現金や有価証券』は時価で評価されますが、『不動産』は固定資産税評価額や路線価(時価よりも評価額が低くなることが多い)で評価され、賃借されている物件の場合はさらに評価額を減らすことができます。

結果として、現金や有価証券よりも不動産投資を保有しているほうが相続税を節税することができるんです。